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県の化石
(日本地質学会が選考した県の石から)
平成29年1月13日〜4月9日(金・土・日開館展示)
東海化石研究会

県の化石

0 “日本地質学会は、全国47都道府県について、その県に特徴的に産出する、あるいは発見された岩石・鉱物・化石をそれぞれの「県の石」として選定いたしました。日本地質学会は来る平成30年(2018年)に創立125周年を迎えますが、都道府県の石の選定をその記念事業のひとつとして実施するものです。”(日本地質学会HPより抜粋)

 この趣旨に沿い平成28年5月に各都道府県の「県の石」が選定されました。県の石は3種類選定され、それぞれ「岩石」、「鉱物」、「化石」が選定されました。今回、選定された県の化石を展示しました。選定された化石は一個体しかない化石から、化石群として選ばれたものまであります。このため一部は写真や恐竜のフィギュアの展示になりました。また、他府県で採用された同じ種類の化石も展示しました。

北海道・東北

北海道 アンモナイト 主要産地 空知,留萌,日高など

青森県 アオモリムカシクジラウオ 主要産地 青森市荒川

秋田県 ナウマンヤマモモ 主要産地 特定の場所無し

岩手県 シルル紀サンゴ化石群 主要産地 大船渡市日頃市町樋口沢

山形県 ヤマガタダイカイギュウ 主要産地 大江町三郷甲,用地区の最上川川床

宮城県 ウタツギョリュウ 主要産地 南三陸町歌津

福島県 フタバスズキリュウ 主要産地 いわき市大久町

関東

茨城県 ステゴロフォドン 主要産地 常陸大宮市

栃木県 木の葉石(植物化石) 主要産地 那須塩原市塩原

群馬県 ヤベオオツノジカ 主要産地 富岡市上黒岩

埼玉県 パレオパラドキシア 主要産地 小鹿野町,秩父市大野原

千葉県 木下貝層の貝化石群 主要産地 下総台地(印西市木下ほか)

東京都 トウキョウホタテ 主要産地 特定の場所無し

神奈川県 丹沢層群のサンゴ化石群 主要産地 丹沢山地

中部・甲信越

新潟県 石炭紀ーペルム紀海生動物化石群 主要産地 糸魚川市青海、小滝など

長野県 ナウマンゾウ 主要産地 野尻湖

山梨県 富士川層群の後期中新世貝化石群 主要産地 身延町小原島など

静岡県 掛川層群(大日層)の貝化石群 主要産地 掛川市,袋井市

富山県 八尾層群の中新世貝化石群 主要産地 富山市八尾町

石川県 大桑層の前期更新世化石群 主要産地 金沢市大桑町

岐阜県 ペルム紀化石群 主要産地 赤坂金生山(大垣市)

愛知県 師崎層群の中期中新世海生化石群 主要産地 知多半島(南知多町山海)

福井県 フクイラプトル キタダニエンシス 主要産地 勝山市北谷

近畿

滋賀県 古琵琶湖層群の足跡化石 主要産地 湖南市野洲川河床

奈良県 前期更新世動物化石 主要産地 北葛城郡広陵町〜河合町(馬見丘陵)

京都府 綴喜(つづき)層群の中新世貝化石群 主要産地 綴喜郡宇治田原町

三重県 ミエゾウ 主要産地 津市・亀山市・鈴鹿市・伊賀市・桑名市など

大阪府 マチカネワニ 主要産地 豊中市柴原の待兼山丘陵

和歌山県 白亜紀動物化石群 主要産地 有田川流域

兵庫県 丹波竜(タンバティタニス アミキティアエ) 主要産地 丹波市山南町,篠山川河床

四国

徳島県 プテロトリゴニア 主要産地 上勝町、勝浦町

香川県 コダイアマモ 主要産地 阿讃山脈

高知県 横倉山のシルル紀動物化石群 主要産地 高岡郡越知町横倉山

愛媛県 イノセラムス 主要産地 宇和島、松山〜四国中央部

中国

岡山県 成羽植物化石群 主要産地 高梁市成羽町、川上町の成羽層群分布域

広島県 アツガキ 主要産地 庄原市および三次市周辺の備北層群

山口県 美祢層群の植物化石 主要産地 美祢市

島根県 ミズホタコブネ 主要産地 県内各地(模式地:松江市玉湯町布志名)

鳥取県 中新世魚類化石群 主要産地 鳥取市国府町宮下

九州・沖縄

福岡県 脇野魚類化石群 主要産地 北九州市,直方市,宮若市

佐賀県 唐津炭田の古第三紀化石群 主要産地 佐賀県西部

長崎県 茂木植物化石群 主要産地 長崎市茂木町

熊本県 白亜紀恐竜化石群 主要産地 天草市,御船町

大分県 更新世淡水魚化石群 主要産地 玖珠盆地(九重町野上)

宮崎県 シルル紀ーデボン紀化石群 主要産地 五ヶ瀬町祇園山

鹿児島県 白亜紀動物化石群 主要産地 甑島・獅子島

沖縄県 港川人 主要産地 八重瀬町字長毛

荒木集成館の概要 〜地元の歴史・文化がわかるコレクション館〜

荒木集成館

 荒木集成館は、集成館という名があらわすように、考古を中心としたあらゆる収集品(コレクション)を展示・紹介する博物館です。

 1952(昭和27年)、中学教師だった荒木実は、生徒の拾った一片の土器をきっかけに考古学の研究をはじめました。そして多くの遺跡の発掘調査に参加し研究を続け、1970(昭和45)年10月31日、名古屋市千種区に自らの力でミニ博物館「荒木集成館」を設立しました。

 その後、1978(昭和53)年12月14日、天白区に財団法人荒木集成館として移転。そして平成25年12月3日付けで荒木集成館は「財団法人」から「公益財団法人」になりました。

 二階の常設展示室では、土器や石器などの考古資料を時代ごとに展示しています。特に荒木自身が発掘・調査研究を行ってきた「東山古窯址群」と呼ばれている昭和区・千種区・天白区の遺跡からの出土品が、展示の中核となっています。

 一階の展示室では、化石・陶磁器などジャンルを問わず、さまざまな展示会が行われています。ここは、一般の収集家や研究者の方々の長年の成果を発表する場となっています。当館が収蔵する江戸時代から昭和にかけて数多く焼かれていた名古屋のやきもの展示も定期的に行っています。