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福原稔・第6回切手展
平成30年5月11日~8月5日(金・土・日開館展示)
~明治・大正・昭和(前半)の記念・特殊切手~
併設 テレホンカード展
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記念切手発行が少なかった時代の切手をご覧下さい

 記念切手の発行は普通切手の発行 1871(明4).4.20よりかなり遅れて、最初の記念切手の発行は1894(明24).3.9に発行された明治銀婚記念切手です。

 戦前の記念切手は皇室関係及び戦争推進の主題が目立ち、発行種類もあまり多くなく明治期に10種類、大正期に31種類に過ぎません。

 昭和期に入って発行種類が多少多くなり戦前・戦中の1944(昭19)までに55種類発行されました。第二次大戦後は1947(昭22).8.15発行の民間貿易西海記念より菊花紋章がなくなり、また各種イベントに応じた記念切手が発行されるようになり、更に記念切手のほか特殊切手も発行されるようになって発行種類が格段に多くなり、1946(昭21)から1955(昭30)までに156種類発行されました。また、1960年代以降はシリーズ切手も発行されるようになって発行種類は飛躍的に増進しました。

 今回は発行種類の比較的少なかった明治・大正・昭和前半(昭30年)までの記念・特殊切手を展示します。